2025年のトルコのスワップポイントについて想定してみました。
FX会社などで高スワップを謳った宣伝が多い中、トルコも利下げの動きがあるので、今後期待以上のスワップポイントがもらえなくなる可能性があるということとレートの下落はまだまだ継続するということの認識をしていただくために、最低ラインに近いケースを想定してシミュレーションしています。
南アフリカ、メキシコは参考データです。

政策金利について
トルコの政策金利50%の時代は終焉したような状況になっています。現在、トルコの政策金利は45.0%です。ここのところ、トルコのCPIは連続して下がっていることからインフレは改善されてきていると思われます。
そのため、現状ではトルコが2025年政策金利の目標値として21.0%を掲げています。あくまで目標値なのでどうなるかはわかりませんが、そこまで行くかもしれないしさらに行くかもしれないし、行かないかもしれないということを認識しておく必要があります。
逆に日本はインフレを抑えるために利上げの方向にあります。日本は1.8%ぐらいを目標値にする可能性があるので、2025年年末までに日本とトルコの金利差は徐々に縮小されるということになります。つまり、スワップポイントが減るということを意味しています。
今後の政策金利発表予定(2025年)
3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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トルコ | 6日 | 17日 | – | 19日 | 24日 | – | 11日 | 23日 | – | 11日 |
日本 | 19日 | – | 1日 | 17日 | 31日 | – | 19日 | 30日 | – | 19日 |
米国 | 19日 | – | 7日 | 18日 | 30日 | – | 17日 | 29日 | – | 10日 |
下値とスワップポイントの予想
下値を予想するにあたり、ドル円レートから逆算して考えてみます。まず、ドル円の下値を139.50まで円高が進むものと想定します。このレートの根拠は2024年9月に付けた安値139.50付近を目安にしています。
ドル円の値幅に対してトルコリラ円の値幅の割合を4%としています。ドル円と似たような動きになっている現状のトルコリラ円ですが、トルコの利下げなどの動きを考慮してドル円の動きに関係なく単独で下落する分を見込んできりの良いところで3.50円ぐらいと想定してみました。
そこからスワップポイントを算出するにあたり、FX会社は「外為どっとコム」の数字に似るようにしています。ただ、具体的な計算方法は不明なのであくまで目安とご理解ください。
算出元のデータはトルコの政策金利を21%、日本は1.8%とし、トルコリラ円のレートは3.50円とします。その結果、スワップポイントは1日あたり14円/1万通貨という結果で、現在の37円というスワップポイントから約62%減となりました。
「予想」まとめ
もし、ここでのシミュレーション通りとすると、スワップポイントは14円/1万通貨/日となり、現在のスワップポイントに比べると大きな魅力は感じないかもしれませんが、スワップポイントが下がるだけでなく、トルコリラ円のレートも下がればエントリー枚数は少し増やすことができます。
スワップポイントが下がってもレートも下がってくれば、枚数を増やすことでスワップポイントのマイナス分を少しでも挽回することができます。現状ではトルコリラがブルトレンドに転換する気配はないので悲観的にならなくても大丈夫だと思います。
普段のデイトレードやスイングトレードでナンピンは推奨しませんが、スワップ取引においてはナンピンも有効活用し、高いレートのポジションをうまく処分しながらポジションの平均レートを下げつつスワップを貯めていきましょう!
強制ロスカットにならないよう、レバレッジは大きくせず余裕をもたせた低レバレッジで!(推奨は3倍以下)