始値も大事。

デイトレードをしている方へお聞きします!当日の始値って意識されたことはありますか?

終値を意識するのは一般的だと思いますが、当日の始値もデイトレーダーであれば意識して見ることをオススメします。特に午前中のトレードについては参考になると思います。

当日始値は意外と大事

サマータイム中のFX会社は朝6時あたりから当日の取引が始まり、冬時間であれば朝7時頃から始まりますが、この始値が意外とサポート、レジスタンスの役目をしています。

下の(図1~4)はオージー円の15分足です。縦の白い点線が日付の変わり目です。青い線が前日終値。赤い線が当日始値。(グレーの線はこの件と関係ありません)

当日の始値も意識されているのがわかると思います。また、始値をはさんで動いてる状態もよくわかると思います。

(図1)
(図2)
(図3)
(図4)

なぜ、前日の終値ではなく当日の始値かというと、前日の終値から窓が大きくあいて始まる(図1~4)のようなパターンもありますよね。その場合、前日終値だけでなく当日始値もを意識して見ると良いです。

始値はその日の足を形成する大事なレート

実際に当日のチャートに当日の始値を引いて意識すれば、もみ合いなのか、上昇方向で動いてるのか、下降方向で動いてるのか、日足の流れを考えながら見ていると値動きがわかりやすくなります。

たとえば、日足で上昇トレンド中に今日の最初の動きが下値トライをしているだけなのか、高値トライをしているのかと判断する際にも役立ちます。

ということは、上昇トレンド中に下値トライをしているだけでこのあとは上昇すると考えているのであれば、チャートの下値トライの形がいくら良いとしてもショートエントリーはせずに押し目買いのタイミングとして当日始値を上にブレイクするまで待とう、あるいはできるだけ始値より下値から買おうとか、そのまま下がるようであれば戻り売りすればいいだけというような考えもできます。

時間帯の戦略として、午前中にロングしたいのであれば始値より下で買おう、ショートしたいのであれば始値より上で売ろう。なんて考え方もできます。

始値は終値同様に重要なポイントだと思います。特に午前中は当日始値を意識しておくことをおすすめします。また、欧州時間、NY時間に入ってから当日始値が意識されることがあります。

特にNY時間ではその日の日足が陰線で終わるのか陽線で終わるのかという決戦の時間でもありますから。(笑)

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