予想は決して必要ではなく

デイトレードにおいて予想しながらトレードしている方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか。たぶん、勝てているほとんどの方は予想はしていないのではないでしょうか。あくまで個人的な推測ですが。(笑)

私はデイトレードで予想は決して必要なものとは思っていなくて逆に不要だと思っています。デイトレードやスキャルピングのような短期トレードになればなるほど予測は不要でテクニカル的に状況判断するだけで良いと思っています。

勝てる可能性の高い要因

みなさんがたとえば、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析でこうなるだろうとか言うのが、しっかりした分析のもとで言うのであれば、それは「こうなるだろう」ではなく、「こうなるものだ」という可能性の高い要素として言えることだと思います。

なので、予想してるような言い方に見えるものが根拠がしっかりしたものであれば、それは予想ではなく可能性の高い分析をしているということだと思います。

「事実で売る(Sell the Fact.)とか、よく聞くと思いますが、テクニカル分析にしろファンダメンタルズ分析にしろ、テクニカル的に見てこうなってるから上がる、だから、買う。こうなってるから下がる、だから売る。
この言い方に予想という言い方はなく断定的なものです。

つまり、チャートを見て今何をすべきかということが明確になればそれを実行するだけで良いと思います。

もう少し、具体的な例で言うと、たとえば、

  • 上昇トレンド中だから買う、下降トレンド中だから売る。
  • MACDがゴールデンクロスしたから買う。
  • ボリンジャーバンドがエクスパンションしたから買う。
  • サポートやレジスタンスをブレイクしたからエントリーする。
  • 米国雇用統計がおもわしくないからドルを売る。
  • 日銀が利上げしたから円を買う。

というようなことです。

ここでは、下がるだろうとか上がるだろうではないんです。だから、買う、だから、売る。という根拠が必要なんです。

下がるだろうとか上がるだろうとかTwitterやブログに謙虚に書いてる方の中でも、しっかりした根拠を元に、それは予想しているのではなくハッキリしたトレードに対する意思の表れで、だから下がる、だから上がると言っているのだと思います。(トレーダーではあるが本業が別にあったり、アナリストが本業みたいな人やアナリストのようなことを言ってる人のトレードは全く参考にしません)

状況の分析~根拠

トレードに必要なのは予想ではなく、あくまで今のく状況の分析から上がる下がるという根拠を見つけることが必要で、それに対して買ったり売ったりするのがうまいトレードだと思います。

順張りにせよ、逆張りにせよ、値ごろ感などではなく、根拠があってこそうまくいくものです。たとえば、逆張りでもトレンドラインやサポートライン、レジスタンスライン、チャネルラインなど節目になるレートが見えているならそこから逆張りもできます。

あるいはオシレーター系のテクニカルで売られすぎ、買われ過ぎのところから逆張りしたり、根拠があってできるものです。

単純に動きに惑わされてついていくのではなく、根拠を明確にしてそれに対して素直にトレードすることが大事だと思います。

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