大勢を見失わないように

エントリー前

自分が想定する押し目や戻り目まで待っていてもなかなかそうならないときは、小さい時間足でそういうタイミングを狙ってみるのも一つの方法です。

ただし、小さい時間足になればなるほどノイズやダマシも多くなりがちなのでそのへんは十分に見極める必要がありますが、元々見ているそれより大きな時間足での方向を判断できているのであれば、小さい時間足でのノイズなどに惑わされずに大きな時間足のチャートの形を確認しながらトレードします。

小さい時間足で逆に動かれたとしてもあわてずに。
「小さな木を見て大きな森を見ず」にならないように。

何もできないままチャンスを逃してしまい、そのまま伸びて行ってしまってもリスクを考え無理をせず、我慢をして良いタイミングになるまで待ってみましょう。それでもダメなら何もしないのが無難です。トレードはそれ一度ポッキリではないですから。

ただ、勢いがあるときに乗っかることは私もあります。その見極めは難しいときもありますが。

エントリー後

あとは利確と損切のタイミング。これが難しいところですが、節目のレートを決済の判断とする人もいれば、オシレーター系の売られすぎ、買われすぎで判断する人もいるでしょうし、私のように基本は固定幅で決済したり、その他いろいろな自分なりの考え方で手じまいますよね。

長く持ちすぎてもダメなときもあるし良いときもあるし。どこで切るかというのは本当に難しいと思います。

冷静にチャートを見て判断するだけならきっとうまく行くと思うのですが、そこは人間。欲が出たり、思い込みがあったりします。

なんにしてもチャートに素直になることが大切なのでこんな形になったらやめる、あるいはテクニカル的にこれがこうなったら一旦手仕舞いするとか、「一旦手仕舞い」というやり方も時にはありますよね。

そして、また入りなおせるチャンスがあれば入りなおせばいいわけで。ただ、入りなおした後、逆に動かれてしまったりすることもあるので枚数を調整したり、ストップ幅を狭くしたりするとか工夫すれば良いと思います。

たとえば、私はリスクが大きいときは普段より枚数を少なくし、リスクが小さいと思ったら普段通りの枚数でエントリーしています。

ストップロスは狭くすることはありますが、極端に広くすることはしません。基本は-20pipsですが、広げても-40pips以内を目安にしていますが、その時のボラティリティしだいです。

ただし、サポート、レジスタンスなど目安がその範囲内でおさまるときはそうしますが、おさまらないときは早めに切るか、ギリギリ待てるところまで待ちます。

また、自分のルールでエントリーし、結果的に損切されたら相場の流れを早めに見直すことができる、そう考えることにしています。

単純に上下が激しいだけで方向は間違いなさそうなのか、それとも完全なレンジ相場なのか。
損切されることですぐにまたトレードせず、ちょっと考える時間をおいて仕切り直す方がそのあとやりやすくなることもあります。

損切りされてもへこたれず、損切りされた理由を考えて同じようなパターンになった時にどうすれば良いか。。。トレードしないということも選択肢の中に入れて、そのあとのトレードに活かすことを考えるようにした方が楽しいですね。

余談になりますが、私のまわりにも昼はサラリーマンやOL、夜はトレードをされる方もいらっしゃいますし、主さんもいらっしゃいます。ある方は、しっかりしたルールがあり、そのルールにはまらない限りはその日はトレードしないという考え方で相場に向き合ってます。

兼業となると時間的な制約もありますから特に有効的に使うように考えられてると思います。とにかく我慢強い方です。その方は専業を目指してますが、将来はきっとすばらしい専業トレーダーになると思います。

自分の得意な形、自分がこうだと思うタイミングが無ければとにかくトレードしない。
無駄に資産を減らさない効率的な考え方だと思います。

自分の得意なパターンをルールとして作ることも大事ですが、自分の不得意なパターンのときにポジポジ病にならないようにするのも一つのルールだと思います。

一日ぐらい全くトレードしない日があってもそれが賢いやり方だと思います。

目的は資産を減らさず増やすことですが、その減らさずという部分で損切りを躊躇したり、先延ばしにしたりしたくなりますが、一時的に減ったとしてもそれが自分の納得のいくトレードであれば、それはまたあとで挽回できる範囲内になると思います。

その結果は次の前向きなトレードにするためのものであり、資金を効率よく使うための結果であると考えて損切りを躊躇することは逆に資産をさらに減らす結果になりかねない、そう思えることも大切だと思います。

©fc2blog: 2012-11-22, 11-26

トレードFX雑記
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