今週は、予定として各中央銀行などの要人発言が多いですね。急激な相場の変化には十分注意しておきましょう。時間はあらかじめわかっているので特にその時間は。
今回はテクニカルトレードをする上で大事なことの一つとして書いていきます。
確率は50%
相場は「上がるか下がるか」しかないわけで確率は常に50%。それをテクニカルやファンダメンタルズだろうが、もっと確率の良いところでエントリーし、エグジットすることを考えなくてはいけませんよね。
そこで、私のようにファンダメンタルズはチンプンカンプンな人がテクニカルだけでトレードするには確率50%を60%でも70%でもそれ以上の確率でトレードできるようなルール作りが必要になります。
テクニカル重視、テクニカルオンリーでトレードする基本的な考え方として、自動売買のように機械的にエントリーし、機械的にエグジットのタイミングを判断するようなトレード方法を考えることがうまくトレードできる近道になります。
自分のトレードをしっかり分析する
そのためには、どのインジケーターを使って、どう組み合わせて、どう判断するのか。それを過去のチャートと照らし合わせて検証し(バックテスト)、その結果がどうなのかということを見る必要があります。
その結果・・・つまり、総利益、総損失、平均利益、平均損失、総損益、勝率などなどを算出し、そのルールが使えるかどうか判断していくことになります。その結果をしっかり踏まえることで、その手法の適度なストップ幅や利益幅も見えてきます。
そして、リスク管理、金管理にもつながるルールを作り、そして、リアルなトレードでそれを試し(フォワードテスト)、フォワードテスト中にルールの修正やインジケーターの組み合わせを考えて行くことになります。
フォワードテストも1週間とか短い期間ではなく、最低でも1カ月は試します。
その間に必ずルール通りのトレードをすること、これがとても重要です。ルール以外のトレードをしたら検証結果が良かったトレード方法も意味がなくなります。ルール通りにやってうまくいかなかったらルールの見直しをする、この手順を踏まない限りはいつまでもルールが完成しません。
ただ書いてると簡単に見えるかもしれませんが、この検証が一番大変です。バックテスト用のソフトが有料で売られていたりしますのでそれを利用するのも良いですし、MT4のStrategy Testerを使って検証したり、あるいは単純にチャートを半年、あるいは1年とさかのぼってトレードをイメージしながらその結果をExcelなどに打ち込んで検証しても良いと思います。
あとあと楽をしよう
私は、MT4でチャートをさかのぼってデータをExcelに入力する方法で検証しました。かなりの忍耐と時間がかかりましたが、あとになって楽になりたいから今それをしなければ先に進めない、あとあとのことを考えたら絶対に必要なことです。
ずっと先を見据えて今やらなければいけないことを今する、仕事でもなんでもそうだと思います。基本的なことを覚え、あとあと楽になるためにも先に進むために最低限やらなけばならないこと、それを理解して実行し、先に進むように考えることが大事です。
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