頭と尻尾は(相場に)くれてやれ
底値で買って高値で売ろうなどと思わないこと。
引用元:リチャード・スミッテン 藤本直(訳)(2001)「世紀の相場師 ジェシー・リバモア」角川書店
底値で買いや高値で売りのエントリーは逆張りトレードになるわけですが、底値や高値でのトレードが決して悪いということではなく、なんの根拠もない底値や高値という見方をしたトレードはするべきではない、なんの根拠もなく底値、高値だと決めつけてはいけないということです。
チャートのどの時間足で見るにしても、サポート、レジスタンスラインというのは誰しも意識するところなので、そういったところでのトレードは逆張りトレードとしては狙い目となるところなので、そういうところでのトレードは悪いとは言い切れません。
が、たとえば、デイトレードで朝からずっと下がりっぱなしで、「もういいかげん上がるだろう」というような勘に頼ったエントリーはすべきではないということです。
朝から下がりっぱなしでも、今見ている時間足よりも大きい時間足、たとえば、15分足を見ているのであれば、1時間足や4時間足などを見て、サポート、レジスタンスになっているところを確認してみるとまだ伸びる余地があるような形になっているときがあります。

なんにもないところで、ただ逆張りしてもうまく行く確率は低くなります。もし、そういう値ごろ感でどうしてもトレードしたいのであれば、打診トレードで枚数を普段より減らしてエントリーするとか、リスクを考えたトレード、資金管理をした方が良いと思います。で、利益が増えてきたら売り増し、買い増しをします。
サポートやレジスタンスが見当たらないのであれば、ぎりぎりのところで逆張りトレードするよりは上がり始めたら、下がり始めたらというのをチャートのパターンや何か目安を決めて、それで確認できたらトレードする、という基本的な考え方は持っておいて、多少の取り損ないは気にしないようにします。
利確するタイミングも同様で、きっちりサポートやレジスタンスで決済するよりは伸びる可能性も踏まえながら判断するようにします。
ということは、多少の儲け損ないは気にせず、きっちり決済するよりは伸びないなーと思った時、跳ね返されて逆に押されそうだなー、戻しそうだなーと思ったら決済するようにします。
もちろん、ある程度利益があるのであればきっちり決済するほうが良いかもしれません。
ここぞという時こそ、戦う時
最高に有利な条件がいくつもそろった場合、つまり成功の可能性が最高度に高まった場合にのみ、真の意味での”総力戦”を敢行すること
引用元:リチャード・スミッテン 藤本直(訳)(2001)「世紀の相場師 ジェシー・リバモア」角川書店
資金管理を考えるという意味でも大事なことですが、ここぞというときに、枚数を多く。それ以外の時は打診買い、打診売りのつもりで、許容範囲の枚数の1/3、1/2入れ、あとは押し目買い、戻り売りで枚数を追加していくようします。
天底で逆張りエントリーする場合はリスクが大きいので枚数を少なめにしますが、もし、天底と思えるようなところから跳ね返ってトレンド系のインジケーターやオシレーター系のインジケーター、大きな時間足などのいろいろな条件が整ったなら、普段通りに、あるいは枚数を多めにします。
つまり、リスクの大きい天底での逆張りエントリーで枚数を少なくしてエントリーするよりは、いろいろな条件が重なってリスクの小さいときに枚数を多くしてエントリーすれば、利益の総額としては、あえてリスクを犯してまで逆張りトレードする必要もないと思っています。
ジェシーのこの言葉には最初から全力投球するか、あとから売り増し/買い増ししていくのか、どちらの意味も含まれています。この言葉そのままに、常に総力で許容範囲の枚数を賭けるという意味ではありませんので誤解のないようにしてください。

そして、最高に有利な条件というのは人それぞれの考え方やルールで変わります。エッジの効く場面というのはどういう時なのか。
サポレジやトレンドラインであったり、移動平均線であったり。得意なインジケーターの組み合わせでフィルターをかけ、その中でエントリーポイントを絞るようにします。
いろんな考え方があると思いますが、どこが一番有利かというのはトレード経験や検証でわかってくることなのでそれが見つかるまではどんどん失敗もして、経験して勉強を重ねていくことが大事だと思います。
確率の高い鉄板パターンを一つは作り、それ以外の場面ではどういう対応をするのか。そのパターンが一つあれば無駄なトレードを避けられます。
それ以外の場面ではトレードを休むか、枚数を小さくすれば良いわけです。あとは勢いにのって追っかけトレードをしたりせず、次のチャンスまでじっくり待つことを心がければ、無駄に資金を減らすようなトレードは少なくなると思います。
結果は素直に受け入れ、その後の分析が大事
早々に損切ること。いつまでもくよくよしないこと。
引用元:リチャード・スミッテン 藤本直(訳)(2001)「世紀の相場師 ジェシー・リバモア」角川書店
損切がなかなかできずに結局負けてしまうとつらいですよね。つい、くよくよしてしまいがち。誰もが経験したり、心当たりがあるのではないでしょうか。
特にファンダメンタルズに自信を持ちすぎて、テクニカル的に流れがやばいと判断できそうなところでも損切しなかったり、自分の考え方に固執しすぎて失敗して含み損を膨らませてしまう。そんな経験をされてる方も多いと思います。
損が大きくなってからでは余計後悔してしまいます。後悔するということはどこかで損切したほうが良いと考えた場面があったはずなので本当はそこで切るべきですよね。
なぜ損切できないのか。メンタルに問題があったり、希望や願望があったり、冷静に判断できずに持ち続けてしまうというのがほとんどの方の理由になると思います。
私はデイトレードで1トレードあたり最大で-20pipsと決めています。動き方しだいではもっと早く損切することもあります。損切ありき、という考え方が基本的にあるので損切もある意味、資産を最大限守る努力の一つだと考えてます。
資産を守りつつ、増やしていく。

資産を守るということは減らす割合を小さくし、儲けを増やすことだと思います。絶対に減らしたくない、負けたくないという考え方は冷静な判断をするための妨げになります。
タイムリーな負け方は良いトレードですし、その負けにこだわったり、くよくよする必要はあません。負けトレードのあとは、再度、じっくり動きを見ながら、冷静に次のトレードに向かえば良いだけの話です。深く悩む必要はなく、冷静に淡々と。
そのためにも数多くトレードをし、いろんな場面の経験をし、反省もし、自分のスキルアップに役立てられるようにポジディブに考えましょう。
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